《生産者について》
シャプティエはフランス/ローヌ地方の最大手生産者の一つ。エルミタージュをはじめとして、パーカーポイント100点を何度も獲得する高級ワインをつくるだけでなく、日本で1000円台の低価格ワインも豊富にリリースします。一族は1808年からつづく歴史を持ちます。
ローヌで実践してきた、テロワールとブドウの特性を表現すること。それを他の土地でも展開するため、1997年にオーストラリアで事業を始めました。まずは現地の優良生産者とパートナーシップを結び、ノウハウの面で協業。その後ヴィクトリア州のピレネー地方に「シェイズ・フラット」「ランズボロー」の2つの畑を購入し、ドメーヌ・トゥルノンを設立しました。
ブドウ品種はフランスにて知り尽くしたといってもいいシラーズが中心。一方で未輸入ながら、シャルドネやサンジョヴェーゼもつくっており、シャプティエがどんな表現をするのか興味深いところです。
《このワインについて》
自社畑であるシェイズ・フラット・ヴィンヤード。そこは片岩と石灰岩を多く含む土壌で、クローズ・エルミタージュによく似ているそうです。銘醸地バロッサとはまた少し違った、よりエレガントで料理に寄り添うようなシラーズです。
黒く熟したベリー系フルーツの香りに、オリーヴやリコリスのような甘いスパイスのニュアンス。しかし香りの甘いイメージは、バロッサのものより控えめ。熟成にアメリカンオークを使わないからでしょうか。果実味の凝縮度は高く芳醇ながら、きっちりと上品な酸味が支えています。程よいタンニンが料理との仲立ちをしてくれそうです。
Tournon Shays Flat Vineyard Block A3 Shiraz