《生産者について》
ボデガス・ベロニアのワイン造りの中心には、「ワインは友人たちと楽しむために造られるべきだ」という考えがあります。それはワイナリーの起源と深く関係しています。
スペインのバスク地方には、伝統的な会員制美食愛好会「チョコ」というものがあるそうです。それを通して友人たちが集まり、料理を作り、食事を楽しむプライベートな美食クラブです。
そこで絆を深めた人たちが、バスク料理にピッタリのワインをつくるために設立したのが、ボデガス・ベロニアなのです。
ワイナリーは1973年にリオハ・アルタの中心部であるオリャウリという地区に設立。「ベロニア」というのは紀元前3世紀ごろにケルト系民族によるこの地の呼び名だといいます。
「つながり」や「共有する喜び」を大切にするライフスタイルに溶け込むこと。それがこのワインのコンセプトです。それは1982年にワイナリーグループ「ゴンザレス・ビアス」傘下となった今も変わりません。
《このワインについて》
ベロニアの赤ワインは全てテンプラニーリョ主体でつくります。違いは熟成期間の長さと、それにふさわしいブドウのグレード。
この「クリアンサ」はスタンダードから一つ上級に当たります。最低熟成期間は2年、そのうち6か月以上の樽熟成が義務付けられており、このワインの場合は新樽比率20%のオーク樽で12か月熟成されています。アメリカンオークとフレンチオークを併用することで、ヴァニラの甘い香りに加え、シナモンやナツメグなどのスパイス感もしっかりと感じます。タイムのような清涼感をともなう、チェリーやラズベリーの香り。適度にボリュームのある味わいで、しっかりとした渋味と上品な酸味が心地よいワインです。
Beronia Crianza