《生産者について》
イ・ヴィニェーリはサルヴォ・フォーティ氏のワイナリーであり、彼が率いるシチリア島の職人集団=ギルドです。
20代の若さで「ベナンティ」に迎えられ、その名声を高めることに貢献。エトナの個性と可能性を世界に知らしめました。
1998年にまずギルドを設立。その後2014年に設立した自らのワイナリーにも同じ名前をつけました。「アルベレッロ仕立て」と呼ばれる株仕立てを守っているのが特徴の一つ。作業が大変で収量も少ないものの、高品質なブドウが生まれ、それがエトナの伝統だからです。
年産量が4-5万本程度と少ないため、日本での知名度はそう高いわけではありません。しかし彼がつくるワインの美味しさとその作業のち密さは、同業の生産者が知るところ。テッレ・ネーレやパッソピシャーロ、プラネタ、ドンナ・フガータといったそうそうたる生産者が教えを請いに訪れるそうです。
《このワインについて》
エトナの北、ランダッツォ村の「モンテラグアルティダ」の畑から。発酵は全房で行い、樽熟成と2000Lのアンフォラ熟成を併用しています。
チェリーやラズベリーといった赤いフルーツのアロマに、スミレのような花、それから火打石のようなスモーキーな香り。若いワインながら、なめし皮のようなニュアンスもあります。味わいはしっかりとタンニンを感じるエトナらしいもの。ち密でしなやかなタンニンは醸造技術の高さを感じさせます。
Rosso I Vigneri I Vigneri