《このワインについて》
ブラッククイーンという日本固有のブドウ品種は、マスカット・ベーリーAと同様、川上善兵衛氏が交配で開発したものの一つ。当初は生食用として栽培されていましたが、近年ワイン用としても注目されています。
濃い色合いで酸味を保ったワインをつくりやすい一方、それほど人気のある品種とはいえず手頃なワインが大半。この価格帯のブラッククイーンは飲んだことがないワイン通も多いのでは?
ドメイヌ・タケダはタケダワイナリーの自社畑からつくるシリーズ。ブラッククイーン古木はなんと樹齢50年。これほど古い樹が残されているのは、老舗ワイナリーの自社畑ならではでしょう。
カシスのようなフレッシュなベリーとオーク樽の香り。味わいは酸味先行でシャープなもの。軽い口当たりでスムースです。
《生産者について》
日本ワインはその栽培効率の悪さゆえに、輸送費が低くとも輸入ワインに対して決して割安感はありません。特に新設のワイナリーは設立費用の返済があるので、ワインが割高となるのは致し方ありません。
そのうえで「安くて美味しい日本ワインを」と考えるなら、歴史の長い生産者を選ぶべきです。その一つがこの「タケダワイナリー」。前身の「武田食品工場」がスタートしたのは1920年というのですから、100年以上の歴史をもっています。
Domaine Takeda Black Queen Viellie Vignes