《生産者について》
ドメーヌ・ジャメは北ローヌにおける優良生産者の一人。1976年にジョセフ・ジャメ氏が自社元詰を開始。その後2013年に息子2人に畑を分割して継承。「ドメーヌ・ジャメ」としては兄のジャン・ポール・ジャメ氏が後を継いでいます。
全てのクラスのワインが、他の生産者と比較してなかなか高価に取引されます。その理由はまず伝統的で丁寧な製法、そしてワインメディアの高い評価、さらに9haと小さな畑ゆえの希少さです。
「コート・ブリュンヌ」や「コート・ブロンド」の区画からつくるワインがジャメの代表的なもの。この地の大手生産者ギガルも所有する畑です。非常に急斜面で農作業の機械化は不可能。手作業による重労働が求められますが、非常に凝縮感のあるブドウが得られます。シラーにおいては全房発酵を基本としており、骨格がしっかりとした力強いものです。味わいの傾向は果実の甘さも適度に感じ、濃密でボリューミー。それでいて芯のある酸味が上品さを添えており、熟成ポテンシャルの高い硬派なタイプです。
トップキュヴェの「コート・ロティ・コート・ブリュンヌ」の2019VTは、パーカーポイント100点を獲得しました。
【パーカーポイント94点】
[ワインアドヴォケイト 2025年2月]
100%房ごと醸造されたジャン=ポール&コリンヌ・ジャメの2022年コート・ロティは、スミレ、桑の実、花、熟したダーク系の野生ベリー、リコリスといった、濃密で深みのある複雑なブーケを放ち、そのすべてが繊細なスパイシーなニュアンスによって引き立てられています。ミディアムからフルボディで、濃厚かつ骨格がしっかりとしており、緊張感がありながらも、コート・ロティとしては肉厚な果実の芯を持ち、スパイシーでフルーティーな余韻が長く続きます。このヴィンテージは、生き生きとしたジューシーな酸味が際立っており、ワインに幽玄な質感を添え、過去のヴィンテージよりも厳格さが和らげられています。
[Yohan Castaingによる試飲 2024-2040年]
Cote Rotie Domaine Jamet