《生産者について》
ドメーヌ・ジャメは北ローヌにおける優良生産者の一人。1976年にジョセフ・ジャメ氏が自社元詰を開始。その後2013年に息子2人に畑を分割して継承。「ドメーヌ・ジャメ」としては兄のジャン・ポール・ジャメ氏が後を継いでいます。
全てのクラスのワインが、他の生産者と比較してなかなか高価に取引されます。その理由はまず伝統的で丁寧な製法、そしてワインメディアの高い評価、さらに9haと小さな畑ゆえの希少さです。
「コート・ブリュンヌ」や「コート・ブロンド」の区画からつくるワインがジャメの代表的なもの。この地の大手生産者ギガルも所有する畑です。非常に急斜面で農作業の機械化は不可能。手作業による重労働が求められますが、非常に凝縮感のあるブドウが得られます。シラーにおいては全房発酵を基本としており、骨格がしっかりとした力強いものです。味わいの傾向は果実の甘さも適度に感じ、濃密でボリューミー。それでいて芯のある酸味が上品さを添えており、熟成ポテンシャルの高い硬派なタイプです。
トップキュヴェの「コート・ロティ・コート・ブリュンヌ」の2019VTは、パーカーポイント100点を獲得しました。
《このワインについて》
アンピュイ村の畑にて、コート・ロティに使わないブドウからつくる、シラー100%のコート・デュ・ローヌ。
黒系ベリーの濃密な香りに、鉄分やスパイスのアロマ。熟成は古い樽を使うため、ヴァニラのような樽香はほぼ感じません。熟した果実感によるシルキーな口当たりが魅力です。コート・デュ・ローヌとは思えない価格ではあるものの、コート・デュ・ローヌとは思えない味わいの密度と余韻の続き方です。
Cotes du Rhone Rouge Domaine Jamet