《テイスティングノート》
チェリーやクランベリーなどの赤いフレッシュなフルーツの香り。そしてそれを丸かじりしたような、とってもみずみずしくジューシーな味わい。新樽を使わない熟成によってか、非常にピュアなフルーツを感じます。やや豊富な噛みごたえのあるタンニンと生き生きとした酸味が食欲を誘います。
サンジョヴェーゼのワインとしては本家のキアンティと同様、トマトソースを使った料理は抜群でしょう。このフレッシュさなら、ベーコン・レタス・トマトのハンバーガーなども良い!なにしろお腹が減ってくる赤ワインです。
《生産者について》
南オーストラリア州、アデレード・ヒルズとラングホーン・クリークに畑を所有するトム・キーラン氏。大手のワイナリーにブドウを納入する栽培農家だったのですが、2002年に買い取りを拒否されてしまいます。生産過剰だったのでしょう。そこでこの「ザ・ポーン・ワイン・カンパニー」を設立し、自らワインをつくることを始めます。
巨大企業が中心のワイン業界では、自分たちのような零細農家は市場戦略ゲームに振り回されてしまう!それをチェスの駒の「ポーン」に例えて名付けました。
一方で「ポーンだからできることもある」といいます。丁寧な畑仕事にもとづく少量生産した個性的なワイン。彼はそれまでブレンド用に使われていた品種にスポットをあて、昔ながらの方法で品種の個性を輝かせるワインづくりをしています。
The Pawn Sangiovese