《生産者について》
トレンサム・エステートがあるのは、ヴィクトリア州の北端であり内陸部。マーレー・ダーリング川に沿ってワイン産地が広がる地域です。
一般的には安ワインの産地。それはブドウの生育期にほとんど雨が降らない安定した気候、機械化しやすい平地の畑、それでも栽培を広げられる灌漑用水という条件がそろっているから。その中ではトレンサムは高級指向ではあるもの、それでもこの手頃な価格で、評論家のジェームス・ハリデー氏も絶賛しています。
低コストでワインをつくれる条件がそろっているから、ワインは美味しいのに手頃。安心感があります。
《このワインについて》
低価格ながら一部新樽のフレンチオークを使って熟成しており、適度なヴァニラ香を感じますが強すぎることはありません。よく熟したチェリーやベリーなどのフルーツの香りにコショウのニュアンス。口に含んでも果実の風味があふれます。バロッサのシラーズほど濃厚なことはなく、適度な酸味によってさらっと流れる口当たり。
「シラーズ」というブドウ品種の味を素直に表現した、優等生な味わいです。
Trentham Estate Shiraz