《生産者について》
南ローヌの中で一番の高級産地といえば「シャトーヌフ・デュ・パプ」。それに次ぐ弟分的な産地が「ジゴンダス」でしょう。グルナッシュ主体でつくる赤ワインは、ローヌの豊かな日照を反映した凝縮した果実味を持ったスタイルで、飲みごたえのあるワインとして人気が高いです。
そこで500年の歴史を持つブドウ生産者であり、1992年からは自社製造ワインとして一気に名の知れたのが、この「シャトー・ド・サンコム」です。
《このワインについて》
ラインナップの中で特に人気なのが、ワイン漫画「神の雫」で紹介された「レ・ドゥー・アルビオン」。それよりも1000円ほどリーズナブルなスタンダードクラスがこちらです。
価格差のぶん、こちらの方が凝縮感や熟成ポテンシャルでは劣るのですが、むしろそれが魅力!フルーティーさに小難しい感じがなく、少し重心の高い味わいなのでスルッと喉を通ります。買ってすぐ飲める、開けてすぐ美味しい。味わいのまとまりの良さを感じます。
《テイスティングノート》
熟したブラックベリーやブルーベリー、スミレのようなアロマ。口に含めば十分な凝縮感は感じるものの、「パワフル」「力強い」という印象ではなく、ジューシーでなめらか。タンニンはやや控えめでやさしい口当たりです。
Cotes du Rhone Rouge Chateau de Saint Cosme