《テイスティングノート》
オレンジや白桃、レモンバームのような香りを包むように、控えめで上品な樽香が漂います。
このワインの魅力は口当たり。樽熟成によるなめらかで厚みのある口当たりで、適度な酸味はあるのにそれが非常にまろやかな印象。ともかく艶やかで角がない、幅広い人に好かれる味わいです。もう今から飲みごろで、開けてすぐ美味しいワインでしょう。スクリューキャップであることを考えると、20年程度は持ちそうです。
適度にボリュームは感じるのにアルコールは12.5%(2021VT)と少し低めで、最近のソノマ・コーストのシャルドネと比べるとボリューム感控えめ。ブルゴーニュ好きの方でも文句は言わないでしょう。
《失敗したくない手土産に》
角のない滑らかな味わいで、しっかりと複雑性もある。その点でワインに不慣れな方にも嫌われにくく、ほどほどに高級感を感じてもれます。樽香豊かでありながら甘いニュアンスはないので、高級ワインを飲みなれている方に驚きは与えられずとも、苦手とされることはないでしょう。
目上の方が集まるワイン会のような場に手土産として持っていく。そんな失敗できない場でも安心の1本です。
《生産者について》
「未知のワイン産地で世界に通用するワインをつくる」
そんなコンセプトのもと、デイヴィッド・アデルスハイム氏によって1971年に設立されました。ウィラメット・ヴァレー北部ではかなり歴史の長いワイナリーの一つでしょう。
ピノ・ノワールとシャルドネに特化しており、その味筋はオープンで親しみやすいもの。還元的ではなく適度に樽香があり、上品ながら朗らかなスタイルです。
Wine & Spirits誌のトップ100に過去7度も選出されるなど、その実力は広く認められています。
Adelsheim Chardonnay Breaking Ground