《生産者について》
アンリオは1808年設立。200年以上の歴史を持つ大手シャンパンメゾンです。
自社畑約35haに加えて、長期契約の栽培農家からのブドウを使用。その大半はグランクリュもしくはプルミエクリュであり、格付け比率の高さが特徴の一つです。
シャルドネの使用比率が高いのも特徴で、アンリオでは50-60%がシャルドネ。シャンパーニュ平均が30%程度であるのと比べると明確に高いです。このシャルドネ比率の高さがアンリオのエレガンスを形作っていると言われています。
《このワインについて》
シャンパーニュの主要3品種を全てつかったスタンダードクラス。30-50%という高いリザーヴワイン比率と、瓶内熟成3年以上という長期熟成により、スタンダードクラスとは思えない複雑さを備えます。その自信のほどはキュヴェの名前「スーヴェラン = 至高」に表れています。
柑橘系フルーツや白い花、ブリオッシュのような、ある意味「シャンパンらしい」アロマ。端正な果実味のあとにすっと伸びる上品な酸味が特徴的で、老舗メゾンの底力を感じさせてくれます。
Henriot Brut Souverain