《生産者について》
カンティーナ・デル・ピノは、バルバレスコ村の中でも銘醸地として知られるオヴェッロに位置する小規模な家族経営のワイナリーです。1920年代にバルバレスコの礎を築いたとされるドミツィオ・カヴァッツァから土地を受け継ぎ、代々ブドウ栽培を続けてきました。現当主は4代目レナートの妻・フランカで、伝統を守りながら丁寧なワイン造りを行っています。所有する畑はオヴェッロを筆頭に、ガッリーナ、スタルデリ、アルベサーニなどの名だたるクリュばかり。特にオヴェッロでは丘の頂上に畑を持ち、その頂に植えられた一本の松の木がワイナリー名の由来となっています。冷涼なミクロクリマと石灰・砂質の独特な土壌から生まれるバルバレスコは、エレガントで熟成にも耐える高品質な味わいを備えています。
【パーカーポイント94点】
[ワインアドヴォケイト誌 2025年1月のレビュー]
カンティーナ・デル・ピノのワイナリーのすぐ下にある傾斜した畑から生まれる2020年のバルバレスコ・オヴェッロは、このワインを収集し飲む人々の心の中で常に特別な意味を持っている。 常にハウス・スタイルを反映し、ワインは開放的で繊細な感覚をもたらし、野生のベリー、青い花、スモークや焚き火の軽いタッチの繊細なノートが口の中で折り重なる。 生産量は5,400本。
[Monica Larnerによる試飲 飲み頃予想2026-2040年]
Barbaresco Ovello Cantina del Pino