《このワインについて》
ローン・オークの畑からつくられるシャルドネは2023年が初リリース。
現在リッジでは「ローゼンブルム」というワイナリーのオーナーの娘さんがワインメーカーとして働いており、その縁でこのロシアン・リヴァー・ヴァレーにあるシャルドネを入手できています。
そこは「スプレッグルス」という青い岩と赤い粘土の非常に珍しい土壌。それが石灰質土壌であるリッジの看板シャルドネ「モンテ・ベロ」とは大きく異なる点です。
少し蒸れたような柑橘の香り。しっかりとしたミネラル感がありながら酸味はやさしくまろやか。たっぷりとした果実のボリューム感があり、飲みごたえがあります。それでいて余韻はリッジらしい締まりを感じます。
《生産者について》
米国カリフォルニア州を代表する名門ワイナリーで、1986年に大塚製薬株式会社が取得しました。その名声は米国内のみならずヨーロッパにも広がり、世界最高峰のワインを安定的に生産する醸造所として絶え間ない賞賛を浴び続けています。
リッジ・ヴィンヤーズのワイン造りのアプローチは伝統的な手法を重視し、ブドウ栽培とワイン醸造の両面で極力自然なプロセスを導入することを目指しています。総帥でありリッジの象徴でもあるポール・ドレーパーは、40年以上にわたってバランスに優れ、長い寿命を持つ卓越したワインを造り続けてきました。リッジは、単一畑が持つ「その土地らしさ」の表現にも創立以来一貫してこだわっており、ワインのほとんどに単一畑名が冠されています。
リッジ・ヴィンヤーズが手掛けるワインに用いられるブドウは、カベルネ・ソーヴィニョンをはじめとするボルドー原産の黒ブドウ数種、アメリカを象徴する黒ブドウのジンファンデル、そして白ワインの女王シャルドネなどです。ワイナリーは2箇所あり、サンフランシスコの南、シリコン・ヴァレー近くのサンタ・クルーズ山脈中と、サンフランシスコの北、ジンファンデルの本場ソノマ郡に位置しています。
リッジ・ヴィンヤーズは、その卓越した品質と伝統的な手法により、世界中のワイン愛好家から高い評価を受け続けています。
Ridge Lone Oak Chardonnay