《このワインについて》
「テモンワン・デュ・タン」というワイン名を訳すと「時の証人」これは良質なワインをつくるには様々な点で時間が必要ということからつけられました。
まずはブドウの樹の樹齢。一般に樹齢の高いブドウの方が若い樹より品質が高いと言われます。このワインに使われるのは、平均20-25年のブドウ。高樹齢というほどではないですが、価格に対しては高めです。
それに醸造にかかる時間。このワインはフレンチオークの板材とともに6か月、その後アメリカンオークの板材とともに3か月熟成されています。コーヒーやヴァニラの香ばしいアロマはそのためです。
ワインの醸造においてはこのほかにも、「早くつくろうと思えば選べる選択肢もあるが、品質とトレードオフになる」というものがあります。ワインが美味しければ、それだけ時間が費やされた証でもあるのです。
こうしてできあがるこのワインは、パワフルな果実味と豊かなアロマ。そして滑らかなタンニンが特徴です。
《生産者について》
LGIワインズは顧客の要望に応じて様々なフランスワインのブランドをつくり輸出しているネゴシアン。日本でも数社が扱っています。1999年設立とまだ歴史の浅い会社ですが、アラン・グリニョン氏の経営手腕により急成長しました。非常に値ごろ感がありながら、一般消費者によく受けるワインを提供しています。
Temoin du Temps Cabernet Sauvignon LGI Wines