《生産者について》
「ガヤ」といえば随分昔から日本にも名前が轟いており、「イタリアワインの帝王」などと称される生産者。
その本拠地はピエモンテ州であり、5世代にわたって徹底した品質管理のもとクラシックなワインづくりが受け継がれています。
フラッグシップワイン、ガヤを代表するワインと位置付けられるのは「バルバレスコ」であり、昔ながらの複数の畑からつくられるワインです。一方でそれよりも高価な単一畑のバローロも何種類かつくります。
その評価は不動のもので、ガンベロ・ロッソ誌において最も多くトレ・ビッキエリ(最高評価)を獲得しているワイナリーとして知られます。
またトスカーナでもブルネッロ・ディ・モンタルチーノをはじめとしたワインをつくっています。
《このワインについて》
ガヤがつくるワインの中でも特に生産量が少なく希少なソーヴィニヨン・ブラン。
ワイン名の「アルテニ」は、昔ランゲ地域の農園を囲むように小石でつくられた壁のこと。ブラッシカは春に咲く黄色い花で、畑でよく見かけると言います。
その風味はよく熟したものであり、洋ナシや桃のアロマに火打石やミネラル、フレッシュハーブといった爽やかながら複雑な香りが広がります。ロワールやニュージーランドよりもむしろボルドーに近いようなクリーミーな口当たり。塩味のような余韻が長く続きます。
良い意味であなたの「ソーヴィニヨン・ブラン」のイメージがひっくり返るでしょう。
Gaja Alteni di Brassica