《このワインについて》
ワインの名前であるACJとは、ピラミマの創業者であるアレキサンダーキャンベル・ジョンストン氏の頭文字。1892年にこの地のポテンシャルを見抜いて畑を拓いた氏の功績に敬意を表すトップキュヴェです。
良作年のみにリリースされる特別なワインであり、ワインボトルの装いもその特別感に相応しいもの。濃密で少量でも満足できる味わいとあわせて、パーティー用途にピッタリでしょう。中でも「偉大な故人に敬意を表して」というコンセプトとあわせ、お盆に親族と実家に集まる機会などに開けるのはいかがでしょうか。
《テイスティングノート》
ローストされたコーヒー豆やスミレ、ブラックプラム、モカのような複雑でボリューム豊かな香り。ブラックオリーブのようなシラーズらしいニュアンスもあります。緻密できめ細かいタンニンはトップキュヴェに相応しい豪華さを持ち、これから何十年と熟成していくことを予感させます。
もし数年内に開けるのであれば、デキャンタして30分は置いて飲んだ方が魅力を味わえるでしょう。
《生産者について》
先住民アボリジニーの言葉で「月と星」を意味するピラミマは、南オーストラリア州マクラーレンヴェイルにあるワイナリー。250haの敷地に180haのブドウ畑が開かれており、肥沃な土壌から力強い味わいのワインをつくります。
Pirramimma ACJ