《生産者について》
ポーランド出身で元ソムリエのポール・ラトー氏は、自身のワインをつくろうとカリフォルニア、セントラルコーストにやってきました。オー・ボン・クリマやキュペで修業をつみ、2002年から自身のワインを作り始めます。生産量が非常に限られていることもあり、現地のピノ・ノワール愛好家のみが知るワインでした。しかし2008、2009年ヴィンテージがパーカーポイント高得点を獲得し一躍話題に。
1種類のワインはせいぜい200ケースほどの生産であり、全体でも1000ケースあまり。顧客のメーリングリストで売り切れてしまうため、ワインショップに並ぶことはほとんどありません。
《このワインについて》
ポール・ラトーのワインは評論家の点数が高く常に供給不足ですが、このキュヴェは特にそうです。「カリフォルニアでグラン・クリュを決めるとしたら・・・」で必ず名前が挙がるであろう「ピゾーニ・ヴィンヤード」。この2019年は入荷時点でレビューがありませんが、ここ最近のパーカーポイントは、、、
2020:94点
2018:97点
2017:97点
2016:92点
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後日点数がつく可能性はありますが、それまでに完売となっている見込みが高そうです・・・
[ワインアドヴォケイト 2023年3月 パーカーポイント97]
白桃、メレンゲ、オールスパイス、シャパラルなどのピュアで重層的な香りにヨードのニュアンス。味わいは、果実味の力強い核と特異な海のようなアクセントが組み合わさっている。贅沢でサテンのようなテクスチャーが口中を滑るように通り抜け、集中した酸によって箔が付けられ、信じられないほどの余韻の長さと芳香でフィニッシュする。ボトルの中で長生きするだろう。143ケース生産。
[Erin Brooksの試飲 飲み頃予想2025 - 2040]
Paul Lato Pisoni Vineyard East of Eden Chardonnay