《生産者について》
オーストラリア、ニュージーランド、フランス、イタリア、スペイン、アルゼンチンの6カ国から成るブランドで、家族経営のワイナリーと協力し、各地域の代表的なブドウ品種から最高品質のワインを生産しています。このブランドのワインは、それぞれの土地の個性と品質を反映しています。
特に注目されるのは南オーストラリア州産の「リトル・ジャイアント」です。このワインは、南ヘアリーノーズウォンバットにちなんで名付けられ、南オーストラリア州の誇りであるプレミアムなブドウを使用しています。ウォンバットのように小さくて力強い特徴を持つリトル・ジャイアントは、そのユニークな個性と魅力で知られています。
リトル・ジャイアントの真っ赤なラベルは、オーストラリアのボトルショップでカルト的な人気を誇り、買い物客の注目を集めています。また、このブランドは「WIRES」というオーストラリアの野生動物レスキュー団体をサポートし、売上の一部を寄付しています。フォース・ウェーブ・ワインは、品質だけでなく、社会貢献にも力を入れています。
《このワインについて》
オーストラリアのクナワラ地域の特性を活かして醸造されたワインです。古い土壌と穏やかな気候により、明るいブラックフルーツ、スパイスのニュアンス、香ばしいタンニンが特徴です。ライムストーン・コーストの複数の畑から収穫されたブドウを使用し、機械摘みで収穫後、小規模と大規模の開放槽で醗酵します。大部分はステンレスタンクで、一部は新樽および1年もののフレンチオークで熟成され、複雑で深みのある味わいが生まれます。クナワラの魅力を最大限に表現したワインです。
《テイスティングノート》
濃い紫色の外観を持ち、煮詰めたプラム、西洋カリン、ウーロン茶、杉の香りが豊かに折り重なります。口に含むと、濃密なダークフルーツを中心に、赤い果実、ブラック・ベリーペースト、なめし革、カカオニブが広がります。ラズベリー、ダーク・チェリー、ブルーベリーの鮮やかな香りが長いフィニッシュを導きます。口当たりはしなやかで、きめ細やかで溶け込んだタンニンとバランスの取れた酸味が特徴です。すぐに飲んでも、セラーで熟成させても楽しめるワインです。
Little Giant Coonawarra Cabernet Fourth Wave Wine