《結局人気な樽リッチワイン》
ワインコンクールで高く評価されるもの。生産者が盛んにつくるものやソムリエが扱いたがるワインの近年における流行は、樽香を抑えめにつくるものです。その方が、ワインの産地の個性を感じやすいからなど、種々の理由はあります。
でも最終判断をするのは消費者なのですから、好きなもの飲めばいいんです!あなたの好みと業界のトレンドが関係なくたっていい!
そして「昔の流行」とされながらも結局人気があるのって、こういう樽香がバチっと効いたリッチなワインなんですよね。プラカップで1口飲んだだけで美味しいのが分かるインパクトのあるスタイル。「次の試飲販売ではバカ売れすると思います!」と営業担当者から紹介された、日本新入荷ワインです。
《生産者について》
テッレ・チェヴィコはエミリア・ロマーニャ州にて最大規模の生産者協同組合。ボトル販売は2000年以降の展開ながら、既に世界60か国に輸出されています。単純に、安くて美味しいからワインに競争力があるんです。
単なる大量生産の組合というだけでなく、SDGsに沿った企業目標を設定しており、環境面での取り組みも優秀。スケールメリットを活かしたリーズナブルなワインを提供しています。
エチケットやボトルデザインなどはブランドによって全く違います。たくさんの種類のワインが、複数のルートから日本に輸入されています。「値段の割に美味しいと思ったらチェヴィコだった」なんてこともあるかもしれません。
《テイスティングノート》
深いガーネット色。赤果実やバルサミコなどの香り。凝縮感のある赤果実のような果実味と酸がバランスよく調和しています。
(輸入元資料より抜粋)
Austo Cabernet Sauvignon Terre Cevico Soc. Coop. Agricola