《生産者について》
独特の深みとエレガンスによって、ワイン通を中心に多くのファンを抱えるのがヴィエ・ディ・ロマンス。その名はワイナリーの所在する場所にローマ時代の道があり、それがローマにつづいていたことに由来します。
シャルドネやソーヴィニヨン・ブランといった国際品種のクオリティが素晴らしいほか、マルヴァージア・イストリーナという土着品種も大切にしています。どちらかというと白ワインのイメージが強い生産者ですが、今回かなり珍しい赤ワインが入荷しました。
《このワインについて》
メルロー単一でつくられるこの「ヴォース・ダイ・チャンプス」にも増してレアなのが「ピノ・ネロ」つまりイタリアのピノ・ノワールです。ブドウの出来が完璧な年にしかつくらないので、前回のリリースは2016年。4年ぶりのリリースです。
2020年は極端に暑かったり涼しかったりといったときがなく、全体的にバランスよくお手本のようなヴィンテージだったといいます。乾燥により収穫量は少ないものの、アロマの成熟が素晴らしく、ブドウの個性がしっかり表現されました。
Pinot Nero Vie di Romans