《生産者について》
このワインをつくる「ジャン・リュック・テュニュヴァン」氏の名は、「ガレージワイン」という言葉と共に広がりました。シャトー・ヴァランドローの成功です。彼の名は10年足らずで世界中に知れ渡ったのです。
彼はヴァランドローの名を冠するプレミアムワインのみならず、リーズナブルなワインをボルドー広域のブドウをつかってつくります。その1つが「バッドボーイ」シリーズ。その名前をつけたのは、あのロバート・パーカー.Jrが彼をそう呼んだからだといいます。
《このワインについて》
名付け親のロバート・パーカー氏が好みそうな濃厚赤ワイン。まず特徴的なのが果実味の凝縮感で、どしっと重量感のある味わいです。2018年はフランス全域で天候に恵まれた年でした。ブドウは非常によく熟したことが、ワインの味わいからハッキリと感じられます。
ブラックベリーやブラックプラムのような果実味に、わずかに野性的な風味。バニラの甘い風味も感じます。酸味は穏やかで、カリフォルニアワインのような雰囲気もあり。
2000円強のボルドーワインは非常に多くの選択肢があって迷いなますが、このワインは濃厚さが飛びぬけており、一段上の飲みごたえがあります。数日に分けて飲んでも十分な満足感があるでしょう。ワイン単体で飲むより、甘辛い肉料理と合わせることをおすすめします。
Bad Boy Jean Luc Thunevin