《生産者について》
今、北ローヌで最も手に入れにくいワインをつくるといわれているのが、このグザヴィエ ジェラール。1984年生まれとまだ若く、初ヴィンテージも2006年ながら、「傑出したワインをつくっている(ワインアドヴォケイト誌)」「現在30代の彼は、素晴らしい区画からいくつも偉大なワインを生産している(デキャンター誌)」と絶賛を浴びています。
テロワールとヴィンテージを反映したワインづくりを意図しており、ブドウの植え付けからボトリングに至るまで注意深く見守り、あらゆるリスクを予見することを大切にしています。栽培はリュット・リゾネ(減農薬)で行います。
《このワインについて》
コート・ロティの極上の区画であるランドンヌにあるわずか0.25haの畑からつくられるグザヴィエ・ジェラールのトップキュヴェ。生産量が極端に少なく、ラベル情報によれば2020年はブティーユ560本とマグナム78本のみ!通常当店ではシリアルナンバーの指定はお断りしておりますが、2020年には1本しか入荷しなかったので、写真の21番確定です。
ワインコレクターとしては見逃せないんじゃないでしょうか。まだ若手の生産者です。10年、20年後にはさらにレアワインとなっている可能性があります。
樹齢は37年で酸化鉄が多く混ざったマイカ・シスト土壌。
《輸入元によるテイスティングノート》
完熟したブラック・カラントやラズベリーにリコリス、スモーク、フローラル、エキゾチック・スパイスののヒントがある複雑なアロマ。口に含むと果実の肉付きの良さや凝縮感を感じ、甘くスモーキーなカシスやブラックベリーのフレーバーが広がり、滑らかで調和のとれたタンニンが生み出すテクスチャーが楽しめます。
Cote Rotie Landonne Xavier Gerard