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「クリュッグ」といえばエディションナンバーで販売されるノンヴィンテージの「グラン・キュヴェ」が有名です。非常に多くのヴィンテージをアッサンブラージュするグラン・キュヴェと対照的なのが「ミレジメ」。その年の特徴をたたえる存在です。ワイナリーは10年以上熟成させることを勧めておりますが、リリースから30年ほど経過しているであろうこのワインは、さすがに飲み頃の終わりかけ。目に見える泡はほとんど立ち上らないと予想されます。 しかし40年前のヴィンテージのシャンパンが手に入ること自体が、そうそうありません。「クリュッグ」のポテンシャルに賭けてみたくなるのが、シャンパンの古酒好きでしょう。 ロバート・パーカーは1993年と1994年にこのワインの評価をして、いずれも「96点」と絶賛。しかし2度ともテイスティングノートなしという珍しい例です。
Krug Millesime