《生産者について》
1955年設立のカール・ファフマンは83haと結構大きな自社畑を持ち、なおかつ購入するブドウも合わせてワインをつくっています。他の生産者がつくる同地域・同品種のワインと比べて、1-2割くらいの割安感があるイメージ。2000円前後からいろいろなブドウ品種を楽しめるのが魅力です。
国内向け55%、輸出市場が45%と輸出の割合が少なくないのですが、国内向けの1割はワイナリーの直売所で販売しているといいます。それは消費者の意見をダイレクトに聞くため。「お客様と一緒に味をつくり上げていく共同作業」がモットーです。
《このワインについて》
ドルンフェルダーは果実味が豊かながらタンニンが少なく、酸味もソフトなのが特徴の品種です。辛口もありますがその味わいから甘口の適正も高いです。カール・ファフマンは不要な房を何度も切り落として厳しく収量制限を行うため、残されたブドウの果実味が集約し、全体として果実味のしっかりした親しみやすいワインを造ります。そのため彼のスタイルは甘口に仕上げるドルンフェルダーと非常に相性が良いです。
《テイスティングノート》
カシスやブラックチェリーの素直な果実味と重たすぎない甘さがあります。渋みが少ないため冷蔵庫で冷やしてゴクゴク飲むのもよし、カップに開けてホットワインにしてもよし。飲み慣れていない方、赤ワインが苦手な方に超オススメです。
Red Vineyard Dornfelder Qualitatswein Karl Pfaffmann