以前、店頭でワイン販売をしていた時のこと。ひとりの喫煙者のお客様がこう言いました。
「いいねえ、このスモーキーな余韻!我々『ヤニーズ』はこういうワインが大好きなんだよ!」
煙草を嗜まれる方におすすめできるワインを、試飲会で見つけてきました。
《テイスティングノート》
スミレやバラの華やかなアロマに、ジャムのように煮詰まった赤い果実の味わい。そして余韻に炭火で焼いた干し肉のような、スモーキーなフレーバーが長く続きます。
記入者は煙草を吸わないので推測になりますが、スモーキーなニュアンスが煙草の余韻と似ているのでしょう。
《このワインについて》
プーリアの太陽の恵みをたっぷりと浴びた、凝縮感あるパワフルなスタイルのワイン。
肉と玉ねぎの旨味が引き出されたボロネーゼなど、濃厚に煮詰めた料理によく合います。もちろん、ビーフジャーキーなどの燻製料理との相性も抜群です!
《生産者について》
スコラ・サルメンティは、ロレンツォ・マッラ氏とサンドロ・カラブレーゼ氏が立ち上げた、2004年市場デビューの若いワイナリーです。
スコラ・サルメンティとは School of Sapling=若木(若者)のための学校といった意味。「良いブドウ作り」をポリシーとして、共通の志を持つ近親者や親しい仲間らとともにワイン造りを行っています。
Schola Sarmenti Nerio Riserva Terrulenta