《ホイリゲとは》
ホイリゲやゲミシュターサッツはオーストリアを代表するワインのひとつ。
「ホイリゲ」にはふたつの意味があり、ひとつはその年収穫してできた「新酒」のことを表し、リリースされる11月11日から1年間ホイリゲとして飲まれます。もうひとつは、そのホイリゲワインを楽しむ「居酒屋」のこと。「ゲミシュターサッツ」とは「混植混醸」という意味で、ひとつのブドウ畑に複数のブドウ品種を一緒に植え、同時に収穫し、一緒に醸造するウィーンの伝統的なワインのスタイルです。2019年10月には、このウィーンのホイリゲ文化がユネスコ無形文化遺産に登録されました。ウィーンの人々に長い間愛されてきたワインでもあります。
《赤も人気上昇中》
「ホイリゲ」の知名度もなかなか上がってきたようで、同じツァーヘルがつくる白の新酒ホイリゲ・ゲミシュターサッツが昨年大人気。ボジョレー・ヌーヴォーを上回る数を仕入れました。
イチゴやサワーチェリーのようなフレッシュで甘酸っぱいフルーツのアロマ。ドライで軽快な口当たりでそれほど酸味は目立たず、穏やかなタンニンでスムースです。ボジョレー・ヌーヴォーと共通点のあるチャーミングでフレッシュな味わいです。
《生産者について》
ツァーヘルはこのウィーンの伝統的文化でもあるゲミシュターサッツを初めて市場にリリースした、いわば、「ゲミシュターサッツの父」ともいえる功労者。ウィーンで最も有名な畑「ヌスベルク」を所有、またウィーン全てのブドウ生産地に畑をもつまでに成長しました。日本へは2005年以来毎年安定した品質のホイリゲを提供する、日本市場におけるホイリゲの草分け的存在です。
【新酒の予約に関するご注意】
予約商品と通常商品を同時注文頂いた場合、解禁日にあわせてまとめての出荷となります。通常商品は《出荷時に》在庫のあるヴィンテージとなり、注文時と異なる場合があります。
Wiener Heuriger Rotburger Zahel