《生産者について》
コルテ・ルゴリンは、ヴェネト州のヴァルポリチェッラ・クラシコの中心地に拠点を置く家族経営のワイナリーです。
ブドウの収量を極めて低く抑え、アマローネやリパッソといったヴェネト州ならではのワインを造り続けています。
《このワインについて》
アマローネとは、イタリア語で「苦み」を意味する言葉。ヴェネト州を代表する高級ワインで、収穫したブドウを3か月程度陰干しし、果汁を凝縮させてつくる赤ワインです。その名が表す通り、包み込むような甘い味わいと、心地よく続くほろ苦い余韻がうっとりするようなハーモニーを奏でます。
同価格帯の人気アマローネ、マァジがつくる「コスタセッラ」はよく見かけます。それと比べて樽香や残糖の主張が控えめで、一段階上品なイメージ。より料理と寄り添ってくれる味わいです。
このワインは中華料理との相性がピッタリ。東洋のスパイスを使いじっくり煮込まれた豚の角煮と合わせれば、アマローネの苦みが余韻を非常に長く感じさせてくれることでしょう。
このワインなら高級中華レストランに持ち込んでも、決して見劣りすることはないでしょう。
《テイスティングノート》
リキュール漬けのプラムやイチジク、ナツメグやシナモンなど、濃厚で複雑な香りが広がります。強めのアタックの後、チョコレートやナッツのニュアンスとともに、心地よい苦みが溶け込んだタンニンとともに余韻を締めくくります。
Amarone Della Valpolicella Classico Corte Rugolin