《生産者について》
西ドイツの最北に位置する「アール」という産地は、北緯51度という高緯度に位置しながら、8割以上赤ワインがつくられているのが特徴です。
最も多いのがシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)であり、ピノ・ノワールの変異種である「フリューブルグンダー」も少量栽培されています。
その生産に特化した家族経営の生産者が、クロイツベルクです。
昼に暖まり夜に熱を放出する粘板岩土壌がブドウの成熟を助けるため、同じドイツでもバーデンやファルツとは違ったキャラクターを持つピノ・ノワールが出来上がります。
《このワインについて》
ノイエンアール村の優良区画からつくる、いわゆる「村名格」。こちらは熟成に小樽を用いており、そのニュアンスがしっかりワインの味わいに現れています。
《テイスティングノート》
スタンダードのシュペートブルグンダーと比べて果実の凝縮感が随分違います。樽のニュアンスが表れていることもあり、割とブルゴーニュに近い味わい。粘板岩土壌からくるのか、鉄分っぽい風味も感じるので、ジュヴレ・シャンベルタンなどが近いでしょうか。
アールの、クロイツベルクのワインを初めて飲むピノ・ノワール好きの方には、1番おすすめな1本です。
Kreuzberg Neuenahrer Spatburgunder