《生産者について》
ダニエル・リオンは1955年設立の、ニュイ・サン・ジョルジュ村に本拠地を置くドメーヌ。ヴォーヌ・ロマネやシャンボール・ミュジニー村に良い畑を所有しています。
彼のワインの特徴は、豊富な果実味と非常に柔らかいタンニンによって、表情豊かで社交的なワインであること。比較的若いうちから楽しめるといわれています。 そのスタイルからレストランからの人気が高い生産者で、フードペアリングで幅広く活躍してくれます。
しかし後継者の問題なのか、既にワイナリーは閉業済み。おそらく2019年ヴィンテージが最後です。近いうちに市場で見かけなくなっていくでしょう。
《このワインについて》
ダニエル・リオンを何度か飲んだことのある方ほど、「エシェゾーを造ってたんだ!」と驚かれるでしょう。正規品が流通していたころも、クロ・ド・ヴージョはよく見かけたものの、エシェゾーはあまり記憶にありません。ワインアドヴォケイトを調べてみても、エシェゾーのレビューはゼロでした。それほど小さな区画からつくられる希少なワインなのです。
グラン・エシェゾーに近い区画で、若いうちは硬い印象があると言われています。そんなクラシックなスタイルだからこそ、熟成した状態に期待が持てます。2016年ならそろそろ開けてもいいですし、まだまだ待つこともできる頃合いではないでしょうか。詳しい方とのワイン会用にストックしておくべき1本でしょう。
Echezeaux Grand Cru Daniel Rion