《生産者について》
オーストリアの最南端に位置するヴェストシュタイヤーマルクは地中海性気候の影響を受け温暖で湿度も高い地域です。世界一酸度が高いロゼワインといわれる「シルヒャー」の産地で、日本の気候とも似たこの地域にぴったりのワインです。
ラングマン醸造所は1700年代から続き、代々、ほとんどがシルヒャー生産者です。現当主、シュテファン・ラングマンさんは、並々ならぬ郷土愛を持ち、地元が誇る味を世界に発信しています。
《このワインについて》
ラングマン醸造所のフラッグシップであるシルヒャーのスパークリングワインです。品種特有のフレッシュな果実感と生き生きとした酸を楽しんでもらうために、敢えて瓶内二次発酵ではなく、タンク内二次発酵(シャルマ方式)で醸造しています。
《テイスティングノート》
アセロラやラズベリーのような引き締まった甘酸っぱい果実味と、ほのかなスパイスの要素が心地よく広がります。残糖は10.8g/lとほのかに優しい果実の甘みを感じつつも、品種特有のキレがメリハリを与えてくれます。シルヒャーならではの個性のある味わいです。
Schilcher Sekt Brut Langmann