《このワイン誕生の経緯》
ドイツ、南ファルツ地方で多種多様な品種から世界レベルのワインをつくる、フリードリッヒ・ベッカー醸造所。
その現当主である通称”フリッツ”氏の学友の相談がきっかけでした。トーステン・ドール氏は一家で受け継いできた畑でブドウを育てて、ワインはつくらずにそのまま販売していました。その買取価格があまりに安いことをフリッツ氏に相談したところ、「俺に任せろ。その代わりベッカークオリティーで仕事してくれよ!」と快諾。トーステン氏が育てたブドウでフリッツ氏がワインをつくるプロジェクトがスタートしたのです。
《このワインについて》
名前の意味は「小さなフリッツ」。ベッカーのトレードマークであるキツネとともに、ドイツの童話によく出てくるウサギをエチケットに。ウサギの目には小さなキツネが描かれており、「小さい者(ウサギ)はいつも大きいもの(キツネ)から学ばないといけない」という心構えを表しています。
《テイスティングノート》
赤系果実の風味がチャーミングに香る、親しみやすいピノ・ノワール。ベッカーがつくるスタンダードクラスのピノ・ノワールよりもタンニンは穏やかで、一層リリース直後から楽しめるスタイルです。
ベッカーブランドよりも一層、あらゆるワイン好きに飲んで頂きたい赤ワインです。
Der Kleine Fritz Spatburgunder