《生産者について》
ヴーヴ・クリコはシャンパンの老舗メーカーのひとつ。夫を亡くしたマダム・クリコが、1810年に社名を「ヴーヴ・クリコ・ポンサルダン」に替えて以来、この名前が残っています。
シャンパンの澱(おり)を瓶口に寄せるためのピュピトル(動瓶台)を開発した人物が彼女。現在、透明なシャンパンが飲めるのは、マダム・クリコのおかげです。かつてロシア向けの輸出で大成功。現在では年産900万本の大手メーカーです。
《このシャンパンについて》
ヴーヴ・クリコはモエ・エ・シャンドンとならぶ、シャンパンにおける超定番銘柄。贈り物に人気であるものの一つです。
安くない価格ではあるものの、シャンパンの中では特に高級品というものではありません。プレゼントで贈る際には、相手が飲んだことがある、もしくは少なくとも見かけたことはあり、価値が伝わると期待できます。「上等なものをもらった」と確実に感じてもらえます。
一方で物珍しさは全くありませんので、相手が「わたし、ヴーヴ・クリコが大好きなの!」というのでもないかぎり、大喜びさせることは期待できないでしょう。
贈る相手の好みがわからない。しかもワイン選びに失敗して不興を買うのは絶対に避けたい。そんなときに攻めではなく守りのチョイスとして、ヴーヴ・クリコのロゼは安心です。
Veuve Clicot Rose Label