《生産者について》
ブーケンハーツクルーフは1776年設立の歴史あるワイナリーであり、南アフリカを代表する生産者。2008年には、ロバートパーカーのワインバイヤーズガイドと、ワインレポートによって南アフリカNo.1生産者に選ばれました。ティム・アトキンによる格付けでも1級に選ばれるなど、高い評価を得ています。
ワイナリーはフランシュック地区の山々に囲まれた地域にあり、25haの自社畑のほとんどは東向きの斜面にあります。これにより太陽が照る時間が限られるため、ブドウがゆっくりと成熟します。醸造家はマーク・ケント氏。サービスマンから腕を買われて醸造家になった天才です。
《このワインについて》
ブーケンハーツクルーフの最上位シリーズが、通称「7つの椅子」と呼ばれるこちらのクラスです。
エチケットに産地の表記がないのが、ワイナリーが位置するフランシュック産のカベルネ。もう一つ山を越えたところにある産地ステレンボッシュのカベルネも作っています。
ステレンボッシュのものの方が、クレーム・ド・カシスのような熟したベリーのアロマがあり、万人受けしやすい印象。一方でフランシュックの方がよりボルドーを思わせる引き締まった味わいです。
Boekenhoutskloof Franschhoek Cabernet Sauvignon