《生産者について》
アジエンダ アグリコーラ ロベルト サロットは、個人の生産者ながら結構な生産規模を誇ります。それは"一般の消費者に受ける"バローロをつくるから。
中でもピエモンテが世界に誇るプレミアムワイン『バローロ』においては、陰干しブドウを使用して造るというのが大きな特徴それまで誰もしていなかった手法を取り入れ、様々な苦難を乗り越えて、「バローロの魔術師」と呼ばれるほどの生産者となりました
《このワインについて》
ナティーヴォは、「出身」を意味します。ネッビオーロは繊細なため、育つ周囲の環境や土壌に大きく影響を受けます。ネヴィーリエ村(ロンコヌオーヴォ)とバルバレスコ村のブドウを使用します。標高400mの南~南東向き、土壌は粘土石灰質です。面積は2haで、栽植密度は5,000本/ha。9月末~10月初旬に収穫します。必要が無い場合はリパッソせず、もの足りなさを感じれば10~15%アパッシメントしたブドウを使い、さらにアウダチェの澱でリパッソします。発酵前に低温でスキンコンタクトを行います。ステンレスタンクで2週間発酵させます。大樽で12ヶ月熟成させ、再びステンレスタンクに戻して瓶詰めまで寝かせます。
《テイスティングノート》
かすかにオレンジがかった濃い赤色。スミレの花のアロマの中に、かすかにスパイスや干し草の香りがあります。口に含むと、チェリーやプラムのような果実味が広がり、余韻にはかすかな甘さと共にソフトでスムーズなリコリスの香りが漂います。柔らかくて滑らかな口当たりがあります。
Langhe Nebbiolo Nativo Azienda Agricola Roberto Sarotto