《生産者について》
ボデガ・イヌリエータはスペイン北東部のナバラにあるワイナリー。オーナーのアントニャーナ家がこのワイナリーを設立したのは2002年とごく最近。しかし家系としては1940年代からブドウ栽培をしていたといいます。スーパーマーケットビジネスで成功したのちにそれを売り払ってワイン造りに専念。その経歴ゆえに「消費者が求める味・求める値段」というのをよくわかっているのでしょう。
設立してそう長くないにも関わらず、ブドウ畑は全体で265haもあります。しかも全て醸造設備の周りに広がっているので、畑の管理が容易で収穫したブドウをすぐ運び込めるといいます。
ワイナリー名の「イヌリエータ」は、バスク語で「蟻のいる場所」という意味。先祖が情熱を持ってブドウを育ててきたことへの賛辞だといいます。
イヌリエータが目指すのは「誰にでも愛されるワインを手ごろな価格で」提供すること。国や文化を問わず誰にでも愛される親しみやすいワイン、Easy Drinkingなワインをつくるべく、毎年品種やブレンド比率を工夫しています。
《このワインについて》
このワインこそイヌリエータの目指すEasy Drinkingで手頃なスペインワイン。クアトロシエントスとは「400」の意味で、畑の標高が400mであることに由来します。
カシスやブルーベリーのような熟したフルーツの香りに、ビターチョコやココアのような香ばしさ。オーク樽熟成からくるヴァニラのような風味も感じ、この価格帯とは思えない風味の複雑さです。味わいにもしっかりと凝縮感があり、熟した甘いタンニンと控えめな酸味が全体をまとめます。
手頃で濃くて分かりやすく旨い。期待を裏切らないワインです。
Cuatrocientos Crianza Bodega Inurrieta