《生産者について》
ボルドーの雄、ロスチャイルド家とチリ最大のワインメーカー、コンチャ・イ・トロ。2つの生産者のジョイントベンチャーとしてできたアルマヴィーヴァは、第3のオーパス・ワンと言われています。
オーパス・ワンのセカンドワインとしてオーヴァーチュアが人気なように、アルマヴィーヴァのセカンドのエプもまた人気ワイン。毎年入荷後しばらくでなくなってしまいます。
【パーカーポイント94+点】
[ワインアドヴォケイト 2023年9月のレビュー]
セカンド・ワインの2021年エプは、アルマヴィーヴァと同じプエンテ・アルトのテロワールと畑から造られるが、平均樹齢12年前後の若い樹から造られる。2021年のブレンドはカベルネ・ソーヴィニヨン80%、カルメネール15%、メルロ5%(今年はカベルネ・フランなし)。アルコール度数14.68%(ラベル表記は15%)、まろやかな酸味、赤唐辛子、熟したブラックベリー、カシスの強烈な香りとオーク由来のスパイシーさがあり、熟した頭脳的なノーズを持つ。フレンチ・バリックで1年間熟成させたが、新樽は10%のみで、90%はセカンド・ユース。ストラクチャーはやや弱く、タンニンは柔らかめで、例年より親しみやすい。ミディアムからフルボディで、タンニンはビロードのように滑らかで、より洗練されている。しかし、レーズンや脱水されたブドウはなく、このヴィンテージではオープンで表情豊かに感じられる。
[Luis Gutierrezによる試飲 飲み頃予想2024 - 2030年]
Epu Almaviva