《生産者について》
1973年設立のルーウィン・エステート。きっかけはデニス&トリシア・ホーガン夫妻が週末を過ごしていた牧草地を、カリフォルニアワインの大御所ロバート・モンダヴィが訪れたことでした。それ以降、オーストラリアを代表する生産者として、特にシャルドネで高い評価を受けており、1982年にはイギリスのデキャンタ誌から「世界最高峰のシャルドネ」と取り上げられました。
その特徴は毎年エチケットのデザインを変える「アートシリーズ」。オーストラリアの新鋭画家の作品を採用しているそうです。
《このワインについて》
この「プレリュード」のシリーズは、「ヴィンヤーズ」とついているのに畑違いというわけではなく、「アートシリーズ」に使われなかった若木のブドウなどからつくられます。つまりボルドーでいうところの「セカンドワイン」という位置づけ。
《テイスティングノート》
レモン、洋ナシ、ライムなどの様々なフルーツのアロマ。オーク樽熟成による甘いスパイスの香りを感じます。クリスピーな酸味が全体をイキイキとした印象にしており、クリーミーな余韻が長く続きます。
Leeuwin Estate Prelude Vineyards Chardonnay