《生産者について》
ステファノ・ルビアナ・ワインズはスティーヴと妻のモニークによって1990年に設立された小さな家族経営のワイナリーです。
ダーウェント・リバーの河口を望む壮大な眺めの北斜面に映えるブドウ畑は、シャルドネやピノ・ノワールの栽培に理想的な条件が整った土地としてオーストラリア国内でも屈指の場所です。そこに小さいながらも素晴らしいブドウ畑を設立し、冷涼な気候を生かしたプレミアムワインを生産しています。
この地域でのバイオダイナミック・オーガニック栽培の先駆者であり、ロンドンの権威ある「International Wine Charange」では最高峰トロフィーを受賞しています。
《このワインについて》
ワインコンペティション「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2016」通称IWCでは、「バイオダイナミック(ビオディナミ)部門」最優秀ワインに選ばれ、また「ベスト・タスマニア・ワイン」としても受賞しました。タスマニアのピノ・ノワールを世に知らしめた1本となったのです。。ルビアナのフラッグシップです。
この畑の環境は水はけが良い土壌と陽射しに恵まれ、川から上がって来る冷涼な空気と穏やかな夜の気温が高品質のブドウを育てます。熟成に使用する全体のおおよそ35%は新樽のフレンチオークを使用。そして、ブドウの15%は除梗せずに発酵させることにより色に深みを出し、よりナチュラルなタンニンバランスを演出します。果実味とソフトさが調和したワインは、ステファノ・ルビアナが目指す女性的なピノノワールのスタイルです。
《テイスティングノート》
十分なタンニンと酸味、そして果実味の密度があり、長く飲み続けられるように造られています。
ラズベリーやブラックチェリーなど濃密に詰まった果実のフレーバー。わずかに湿っぽいアロマあり、複雑味が層になった味わいは甘美な果実の風味と繊細なタンニンのバランスによって造られています。