伝統的なつくりの良さを再認識する50代

自分が若いころといえば、ワインと言えばまずはフランス、そしてイタリア。
それからにわかにドイツの甘口ワインが流行って。
ボジョレー・ヌーヴォーのブームが落ち着いたら、今度は新世界。
カリフォルニアワインやオーストラリア、チリのワインもたくさん飲んだ。
ひととおり飲んだからこそ感じる。フランスの伝統産地が一番だと。
ボルドーの熟成した古酒。高騰したあとでも飲みたいブルゴーニュ。今も昔もゴージャスな場にはシャンパーニュ。
200年、300年の伝統があるワイナリーは、今後100年、200年続いていくことを疑わない。
だからこそできるワインづくりが、ここにはあります。

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【晴天300日だからこれができる!】 モンテス パープル エンジェル 2020

  • 赤ワイン
定価 ¥ 14,300 のところ
価格 ¥ 12,540 税込
会員特別価格 ¥ 12,540 税込

《カルメネールについて》
カルメネールという品種はボルドー原産。しかしボルドーではもう全滅してしまったため、今では「チリの固有品種」と言える状態です。
とある人からは「カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを足して2で割ったような品種」と説明されたことがあります。チリでは1990年代までメルローと混同されて栽培されてきたそうで、それくらい性質は似ているのです。
晩熟、熟すまでに非常に長い時間がかかる品種で、熟度が低いとピーマンなどの青臭い香りが出やすく、栽培が難しいと言われます。ボルドーではレベルの高いワインはつくりづらいでしょう。地中海性の安定した気候で、晴天が年間で300日もあるチリだからこそ、この「パープル・エンジェル」のようなプレミアムワインができるのです。

《テイスティングノート》
「その名の通り」というべきか、色合いはほのかに紫がかっています。ブラックベリーやオリーブのようなアロマが、チョコレートやたばこのような複雑さを伴って豊かに漂います。タンニンがとげとげしくなることも多い品種ですが、このワインは見事に滑らかに仕上がっており、適度な酸味と合わせて立体的な味わいを形作っています。きっと「カルメネール」という品種のイメージが変わるでしょう。

《生産者について》
チリのワイナリーは外資によって設立されたものが少なくありませんが、モンテスは「チリ発、チリ人だけのチリワインカンパニー」。1988年にスタートしました。
雨が少なく日照時間の長いチリは、ブドウの病気が少なく害虫がいません。だから農薬の必要性がヨーロッパに比べ圧倒的に低いのです。そこにヨーロッパ式の醸造技術を持ち込み、高品質なワインを追求しています。

※このワインはもともと紙に包まれて届きますが、当店では検品とバーコード管理のため、包み紙は除いて保管しています。ご了承ください。

Montes Purple Angel

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