《生産者について》
エルダトンは1982年に設立されたバロッサ・ヴァレーのワイナリー。そのスタートはヌウリッパにある29haの古い畑を取得したことに始まります。その畑は1894年にドイツ人入植者によって植樹されたもので、1916年から1975年までは、前のオーナーであるサミュエル・エルダトン・トーリーが所有していました。
創設者であるニールとロレーヌ・アシュミィド夫妻が、一時は荒廃していたその畑を復活させ、100年を超える古木からつくる「コマンド・シラーズ」を世に送り出したのです。
エルダトンはオーストラリアでも最大規模となる太陽光電池を所有し、二酸化炭素の排出量削減に取り組んでいます。
《このワインについて》
バロッサ・ヴァレーよりも標高が高い、イーデンヴァレー内にあるクレーン・フォード・ヴィンヤードからつくるシャルドネは、まさにモダンな味わい。
標高による気温の低さや寒暖差が酸を保つだけでなく、近年求められるフレッシュで上品なワインをつくろうという意図が感じられます。
レモンやグレープフルーツなどの柑橘系の香りに、白桃や控えめなフレンチオークの香り。シュール・リーによる少し還元的で火打石のようなニュアンスも感じます。アルコール12.5%(2024VT)という控えめさゆえ口当たりは軽快で、ピュアな酸味が全体を引き締めています。
レストランにてコースを通して楽しめるような1本で、グラスワインとしてもボトルワインとしても活躍しそう。フードフレンドリーなシャルドネです。
Elderton Eden Valley Chardonnay