《生産者について》
ロータリはトレンティーノ・アルト・アディジェ州にあるスパークリングワインの生産者。1600もの農家が株主となって運営されている協同組合です。
6世紀に北イタリアを統治していたロンゴバルド王国の「ロータリ・レックス・アウタリ王」から名前を取ったといいます。
そのコンセプトは次の2つ。
〇最高のコストパフォーマンス
〇食中が愛するカストロノミック・クオリティ
アルプス山脈とガルダ湖が継続的に風が吹く気候を形成しており、それがフレッシュでクリーンなブドウを育みます。それぞれの農家と密接な関係を築いており、ロータリの品質向上が組合員の利益になるため、手頃で高品質なスパークリングワインを安定して提供できるのです。
結果としてアメリカ、ドイツ、オーストリア、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク向けに出荷されるイタリア産スパークリングワインの中で、No.1のシェアを獲得しています。
《このワインについて》
ロータリのラインナップとしては、黄色いラベルでノンヴィンテージの「ブリュット」が定番の看板商品です。それとあまり変わらない価格で上級に位置づけられる「プラチナ」は、ヴィンテージ表記であることが主な違いです。しかし造り手の意図の違いも確かにあるのでしょう。よりスマートで研ぎ澄まされたような味わいに仕上がっています。
レモンやリンゴ、グレープフルーツのような控えめな香り。そこにかすかな瓶内二次発酵によるトースト感。この価格帯としては十分以上にきめ細やかな味わいで、余韻に心地よい苦みが残ります。同じ「ブリュット」表記ですが、こちらの方が心なしかドライな印象。食中酒としての使い勝手は、この「プラチナ」の方が優れているでしょう。
Rotari Brut Platinum