《生産者について》
ブルゴーニュのボーヌから東へ約100km、スイスとの国境近くに位置するワインとグルメの土地がジュラ地方です。そのジュラの中でも中央部の銘醸地“レトワール”(星の意)の生産者です。ジュラといえば、白、赤、ロゼ、そして美食のための偉大なワイン「ヴァン ジョーヌ」が造られています。レトワールのワインは、日本はおろか、現地でも目にすることが珍しく、その名の通り綺羅星のごとく優れたワインを生み出しています。
《このワインについて》
これは醸造特性が色濃く表れたワインです。
ジュラの特産である「ヴァン・ジョーヌ」。熟成容器を満タンにしないことにより発生する「産膜酵母」は、通常なら醸造の失敗ですが、ここジュラにおいてはその産膜酵母の下で熟成させるのが伝統です。こちらは薄く張った産膜酵母の下でシャルドネを18か月熟成させたもの。
シェリーや紹興酒にも通じるような不思議な醸造の香りとともに、リンゴやナッツのアロマ。キュっと引き締まったシャープな果実味で、一般的なシャルドネの風味とは大きくかけ離れています。
こうした産膜酵母の影響を受けたワインは、お酢を使った料理と好相性。料理にあわせることで、ワインがほのかに甘く感じることでしょう。
Philippe Vandelle Chardonnay Tradition