《生産者について》
「マス・デ・モニストロル」は「マルケス・デ・モニストロル」という生産者のプレミアムブランド。「マス・デ・-」の品質基準に満たないブドウは「マルケス・デ・-」に回すことで、クオリティーを高めています。結果、生産本数は70万本と4000万本という圧倒的な差。量にして2%以下の高級カバなのです。
独占的にブドウを得ることができるため、安定した量と質を確保でき、高品質ながら手頃な価格・ヴィンテージ入り・他のカバにない使用品種のカバを造れるという大きな強みを持っています。また彼らのロゼの生産比率は40%で、カバ全体平均の25%と比べても特に高く、自他共に認めるロゼ・スパークリングのスペシャリストです。
《このワインについて》
ぺネデスで生産されるピノ・ノワールとモナストレルの畑ほぼすべてを所有、または購入しているため、この2種のブレンドによるロゼ・スパークリングは他で見かけることはありません。スタンダードよりもピノ・ノワールの比率が高く、より洗練された味わいです。30ヶ月の熟成が必要なグラン・レセルバ表記とほぼ同期間の、最低29ヶ月の熟成を行っています。
《テイスティングノート》
シャンパンピンクの淡い色合い、果実のいきいきとした風味が感じられます。野生の苺を思わせる味わいと、クリーミーな舌触りがあり、繊細な余韻が長く続きます。飲み口はキレイですが意外と力強いです。
Cava Reserva de la Familia Brut Rose Mas de Monistrol