《生産者について》
ケットマイヤーはイタリア北部、トレンティーノ・アルト・アディジェ州のオーストリア国境近くに位置するワイナリー。1919年にジュゼッペ・ケットマイヤー氏によって設立されました。
特にこの地においては近代的な技術を用いたスパークリングワイン生産をリードする存在であり、クリーンで洗練された味わいは多くの人を魅了してきました。
現在は大手ワイナリーグループの一つである「サンタ・マルゲリータ」傘下となっており、その資本力を活かしてさらなる品質向上を図っています。
《このワインについて》
スパークリングワインとしてはスタンダードに位置づけられるこのワイン。特徴は「シャルマ・ルンゴ」と呼ばれる、長期のタンク内2次発酵・熟成を行っていることです。
瓶内2次発酵に比べて「安物スパークリングの製法」と考えられやすいシャルマ方式。その理由の一つは2次発酵後の熟成期間が短いことです。シャルマ方式用のタンクは非常に高価です。数週間からせいぜい2か月程度で醸造を終え、1年に何度も製造サイクルを回すのが通常です。
しかしこの「グラン・キュヴェ」では、9か月という長い時間を澱と接触させながら熟成させます。イースト由来の複雑な風味も感じられ、泡もきめ細かいものに。更に瓶内2次発酵に比べてボトル差が少ないのは明確な利点で、風味により安定感があります。それは味をしっていればいつでも安心して購入できるということです。
白桃や柑橘、白い花のような繊細な香り。フレッシュでフルーティーな味わいの中に、ほんのり酵母のニュアンスも感じます。シャルマ方式としてはクリーミーな泡感が魅力です。
Kettmeir Grande Cuvee Brut