《生産者について》
ブライダはピエモンテ州において、バルベーラという品種の地位を押し上げた生産者。
本拠地のロッケッタ・ターナロ村の人口は1400人あまりと小さなもの。そこで創業者であるジャコモ・ボローニャ氏が初めてバルベーラを瓶詰したのが1961年ヴィンテージのことです。当時のバルベーラは、酸が高すぎる品種として安売りされていました。完熟させるのが難しい品種だからです。
それからおよそ20年。彼はバルベーラをバリックで樽熟成することをはじめます。畑の改良による熟度の向上とあわせ、味わい深いワインに昇華させたのです。
現在はジャコモ氏の娘ラッファエッラ氏と息子ジュゼッペ氏が、ブライダを更に発展させています。
《このワインについて》
ピエモンテ州の「モスカート・ダスティ」といえば、マスカットの香りが華やかに広がる、白の甘口微発泡ワイン。ブドウジュースの延長線上にあるような味わいから、つい「初心者向けワイン」というイメージを持たれがち。それもあって手頃な価格のものが大半で、このワインは高価な部類です。
しかしその価値はあります。オレンジの花やバラのような香りが豊かに広がります。何より素晴らしいのは上品な酸味。甘味をサッパリさせて全体を美しい印象に整えています。
Moscato d’Asti Vigna Senza Braida