《生産者について》
独特の深みとエレガンスによって、ワイン通を中心に多くのファンを抱えるのがヴィエ・ディ・ロマンス。その名はワイナリーの所在する場所にローマ時代の道があり、それがローマにつづいていたことに由来します。
シャルドネやソーヴィニヨン・ブランといった国際品種のクオリティが素晴らしいほか、マルヴァージア・イストリーナという土着品種も大切にしています。凝縮感と上品な酸味が同居するような味わいで、高い熟成能力を持ちどんどん風味の深みを増していきます。
《このワインについて》
ヴィエ・ディ・ロマンスはソーヴィニヨン・ブランも樽あり/なしでつくっています。こちらはボルドー・ブランのようにオーク樽熟成するタイプ。ただし大きく違うのがアルコール度数で、例えば2022VTは15.06%もあります。このブドウの熟度の高さにより、はちみつ漬けにしたグレープフルーツや金柑のような豊かなアロマが広がります。粘性を感じるような厚みのある口当たりで、味わいは非常にパワフル。しかしきちんと上品な酸味があり、余韻は爽やかに締めくくられます。
Vieris Suvignon Blanc Vie di Romans