《生産者について》
ドワイヤールはコート・デ・ブランの歴史的な作り手で、その歴史を1677年まで遡ることができます。グラン・クリュを始めとして11haの畑を所有し、1992年からビオディナミによる栽培を続けています。生産するブドウの半分はネゴシアンに売却してしまい、徹底して高品質のワインだけを生産しています。50%はバリックのオーク樽で熟成。ごく一部マロラクティック発酵を行うスタイルです。
2018年に日本に初入荷ながら、その入荷分は即完売してしまうほど、世界が奪い合う生産者です。
《このワインについて》
このブラン・ド・ブランは、コート・デ・ブランの4つの主要グランクリュ(アヴィーズ、クラマン、オジェ、ル・メニル・シュール・オジェ)のブドウを使用。リッチでパワフル、クリーミー。瓶内2次発酵70か月以上。ドサージュ2.0g/L。
【パーカーポイント94+点】
[ワインアドヴォケイト誌 2022年9月のレビュー]
このキュヴェの白鳥の歌とも言えるヴィンテージ、ドワイヤールの2015エクストラ・ブリュット・ブラン・ド・ブラン・グラン・クリュは、柑橘系オイルのアロマに、バター風味のペストリー、ドライフラワー、温かいビスケットを思わせる香りが混じり合う。ミディアムからフルボディで、層があり、骨格があり、チョーキーでドライなエキスと生き生きとした酸を持つ、張りのあるコンパクトなワインである。
[William Kelleyによる試飲 飲み頃予想2024-2035年]
Doyard Cuvee Blanc de Blancs Grand Cru