《新入荷生産者の楽しさ》
ワインは他のお酒に比べて種類が膨大。その理由の一つには、参入障壁の低さがあるでしょう。だから常に新しい生産者が創業し、ブルゴーニュからも毎年新しい生産者が日本新入荷します。
輸入元のバイヤーさんたちは、「このワインこそは!」というものを選んできているわけですが、それでも今後日本で人気を獲得していくかは未知数。安いものではありませんし、「ちょっと試してみよう」には勇気がいるはず。
だからこそ最初から知っている人は、ちょっとした優越感に浸れます。「この生産者、入ってきたばかりのころから私は目を付けていたんだよ」難しいからこそ、人より先んじて知っていたことが、ちょっとした自慢になります。
このアルノー・バイヨもそんな先物買いを楽しむのに悪くない選択のはずです。
《生産者について》
アルノー・バイヨは2014年に設立し、2015年がファーストヴィンテージ。アルノーの妻は、ユドロ・ノエラの孫娘です。当初は買いブドウでワインをつくっていましたが、徐々に畑を購入して現在は10haを所有しています。
設立当初から栽培はオーガニック。現在はビオディナミに移行中だそうです。発酵までは亜硫酸を加えず、その後の使用量も一般的な量の40%程度に抑えているのだとか。使用するオーク樽の大半が、高級樽メーカーであるフランソワ・フレール製というのも自慢です。
目指すワインのスタイルは、クリーンでピュアなもの。多くの人が歓迎するタイプの味筋で、これから知名度を上げていくかもしれません。
《輸入元によるテイスティングノート》
淡い黄金色、アーモンドと蜂蜜の心地よい香り、味わいはまろやかで、フィニッシュはミネラルが引き締める。
※ロウキャップについて
ロウキャップはコルクの密閉性をさらに高める目的で使用されますが、衝撃に対して脆い性質があります。
輸送時の衝撃により入荷時に部分的に欠けている場合もございます。軽微なものについては不良品として交換の対象外とさせていただきますのでご了承ください。
Bourgogne Cote d’Or Blanc Arnaud Baillot