《晩酌用の泡、ローテーション候補》
満足度の高い晩酌用スパークリングワインの定番には、どんな要素が求められるでしょうか。
シャルドネ+ピノ・ノワールで風味が洗練されていて飽きがこない。瓶内2次発酵で熟成期間がそこそこあり、泡持ちが良く翌日に持ち越せる。そして何より手頃な価格。
5年程前なら、その第1候補は南アフリカ産でした。グラハムベックやクローヌなど、3000円以下で優秀な銘柄がいろいろあったのです。しかしそれらが大きく値上がりした現在、同じくらいの価格帯で探すなら、オーストラリアにも目を向けてみましょう。
《このワインについて》
驚きがない代わりにガッカリもない。極めて優等生的な使いやすいスパークリングワイン。
ストロベリーやアプリコットのようなフルーツの香りに、この価格帯としては長い瓶内熟成に由来するビスケットのような複雑な風味。味わいは極めてクリーンで雑味がなく、キレのいい酸味で締めくくられます。
特別なパーティーの乾杯用には少し豪華さが足りませんが、だからこそ日常の定番ワインとしてピッタリです。
《生産者について》
グラント・バージは、南オーストラリア州/バロッサ・ヴァレーで160年間続く名門ワイナリー。5世代にわたってブドウ畑を拡大し、今ではバロッサで2番目の規模だといいます。評論家のジェームズ・ハリデー氏は、ワイナリー評価として最高の5つ星を13年連続で与え続けています。
手掛ける品種はシラーズを中心にフランス系のもの。リーズナブルなワインを中心につくりつつ、上級レンジは2万円をつけるものもあり、幅広いワインを供給しています。
Grant Burge Sparkling Pinot Noir Chardonnay