《このワインについて》
ピエモンテ州名産の「アスティ」といえば、マスカット系品種からつくる甘口のスパークリングワイン。味わいもさることながら、そのリーズナブルな価格も、ワイン初心者が手を伸ばしやすい理由です。
ラ・スピネッタがつくるモスカート・ダスティは、他より少し高価です。しかし一口飲めば、決して名門だからこそのブランド料ではないことが分かります。
マスカットやバラ、パイナップルのような華やかな香りにみずみずしい甘味はアスティらしいもの。しかしキュっと引き締まったキレのいい後味は、なかなか他のアスティにはないものです。この酸があるからこそ、普段からワインに慣れ親しんだ方も飲み飽きません。
ワイン初心者だけでなく、上級者をも魅了するアスティです。
《生産者について》
ラ・スピネッタは1977年に設立されたピエモンテの生産者。その抜群の品質と常に進歩し続ける姿勢を持って短期間で大躍進。決して歴史が長い方ではありませんが、既にピエモンテのトップ生産者の一人として数えられています。
代表するワインは単一畑からつくるバローロとバルバレスコ。彼らは創業時に引き継がれる畑があったわけではないので、自分たちがワイン造りをするにふさわしいと思える畑を選んで購入していきました。ピエモンテだけで100ha以上の畑があると言われますが、それらはいわば小さなドメーヌの共同体。選び抜いた畑だからこそ「ワイン造りの90%は畑での仕事にある」という信念があります。収量を抑えた丁寧な栽培のうえ、畑の個性を表現するワインをつくっているのです。
Moscato d'Asti Bricco Quaglia La Spinetta